2005-06-07 第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
○佐藤参考人 まず、疾患の方から対比させますけれども、下の方に表がございますけれども、三十二条利用者がF0からG40まで、計四百二十三とございます。これは、ある一カ月に診療所にかかられた患者さんのうちの三十二条を利用されている患者さんの実数です。ですから、四百二十三人が三十二条を利用している患者さん。その中の、F0が二人、F2が百五十七人、それをグラフ化したのが上の図なんです。 三疾患で申し上げますと
○佐藤参考人 まず、疾患の方から対比させますけれども、下の方に表がございますけれども、三十二条利用者がF0からG40まで、計四百二十三とございます。これは、ある一カ月に診療所にかかられた患者さんのうちの三十二条を利用されている患者さんの実数です。ですから、四百二十三人が三十二条を利用している患者さん。その中の、F0が二人、F2が百五十七人、それをグラフ化したのが上の図なんです。 三疾患で申し上げますと
○佐藤参考人 現場では、そういう話は私たちの間でもよく出ております、率直なところは。 一つは、私どものところに、例えば私が主治医を務めている患者さんが、もう長年のつき合いになるわけですね、就労はできていない、家族に辛うじて支えられているというような方が、例えば風邪を引きました、風邪薬を出していただけませんかというときに、では、その風邪薬は三十二条で出していいのかということは前から現場的にはありまして
○佐藤参考人 上尾の森診療所の院長の佐藤順恒と申します。 埼玉県のさいたま市の次の町で、北側にある町でございまして、人口二十二、三万ですか、その町の十九床の入院ベッドを持っております精神科の診療所の院長をやっております。さらに隣の町に桶川分院というのをつくりまして、そこでは、今、宣伝はやめましたけれども、子供の精神科の治療の方も専門の医師に来ていただいてやっております。 一方、精神科の医者としてのそういうふだんの
○佐藤参考人 ジョブコーチ、非常に大事なことだと思います。 現実には、作業所が精神障害者が圧倒的に多いのですけれども、作業所のスタッフが、就労へ向けた個人個人の特性に応じた指導とかをやっているのが現状だと思うのです。とりわけ精神障害者は多様なかかわり方が必要とされているのですけれども、その一つの側面として、労働という面から専門的にかかわるジョブコーチという制度が実態として施行されますと、非常に役に
○佐藤参考人 法定雇用率の算定の上で、新規採用を基本的に対象にするのか、あるいは既に雇用されている方が障害を持った場合の復帰もカウントするかというあたりの御議論があるんだというふうに認識しております。 私自身、ちょっとそこまで考えていないんですけれども、少なくとも、いわゆる雇用率ということでは新規というふうにむしろ分けて、施策的には既に就職している方が復帰していくことをどうサポートしていくのか、それは
○佐藤参考人 社会福祉法人あげお福祉会の理事長の佐藤でございます。 私は、三十年近くずっと一貫して精神科の患者さんの治療に当たってきた精神科医として、その傍らで、当然のことながら、患者さんたちの社会復帰にもかかわる、そういう立場からきょうは意見を述べさせていただきます。こういう機会を与えてくださったこと、感謝いたしております。 私は、まず、精神障害者の置かれた現状と問題点を述べた上で、今後の就労